どうしようもない僕の運命の恋

どうしようもない僕の運命の恋 https://honto.jp/ebook/pd-series_C-MBJ-20123-4-439754X.html

2022年4月24日読了

大好きな未散ソノオ先生の新刊💃
「お前でだめならもうだめだ」のスピンオフというかおまだめ(と略すらしい)に出てきた幾先輩のお話
おまだめがあんまりハマらなかったので、なんというか全体像が分かればもう少し理解できるのかな?と思っていた部分もあるのですが、理解度はあんまり変わらなかった
幾先輩旧ビジュアルのほうが好きなんだが私のような人間がいるからこそ幾先輩は頭を剃り込んだのでしょう、、、
見た目で生きてきた人間が見た目を捨てられるって、すごい、愛だし、覚悟だし、そう思わせた、見た目以外で存在を必要としてるってちゃんと伝えられたミトさんもすごい
未散ソノオ先生は本当に「割れ鍋に綴じ蓋」を描くのがうまい😭
ミトさんの「あなたがたには分からなかった、それだけだから」って言葉がすべてだ
分かってくれる人に巡り会えるとか、必要とされる場所で必要とされる時に辿り着くとか、それは紛れもなく運命だな、と思う
幸運が眩しくて愛しくてこちらまで泣けてくる

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感想を書くことについての嫌悪感というか、感じたものを言葉に置き換える過程で違うものになってしまう気がして怖い
それっぽい言葉、きれいな言葉が先立ってしまって、自分が本当に感じた気持ちが霧散してしまいそうで。。。
そうならないように正確に表現できる力を身につければいい←それはそう
でも、、、言葉って、基本的に誰かに伝えるためのものじゃないですか、誰かに理解してもらうための、、、
なんかその、それが嫌で、誰かに分かってもらうための感想になっちゃうのが、、、嫌、、、私はどこまでいっても自分のために何かを見て読んで感じていたいから、、、
とはいえ誰かに理解してもらう力がなければこの社会では生きていけないが、、、←え〜ん
なんか物書きというか表現者?にうっすらとした憧れがあるので(とりあえず毎日何かしら書くか〜)という気持ちで書き始めたんだけど、物書きも表現者も誰かに分かってもらわなきゃ意味がないよ
それは分かっているが、、、
何がしたいか不明不明不明
分かってもらいたい、分かってもらいたくない、分かってくれる人だけに分かってもらいたい←ただこれだけでもなんと難しく贅沢な願いか、、、